2009東京都ウインターシリーズ ロードレース第2戦

東京都自転車競技連盟主催の『ウィンタシリーズ第二戦』の詳細レポートです。
今回もマサのレポートによりお送りします。

まさかのみぞれまじりの天候となったウィンターシリーズ第2戦!!

今回も前日入りして万全なコンディションで臨むべきいつもの「ホテルエクシブ」。
途中小田原付近で渋滞に巻き込まれながらも、15時過ぎにようやくホテル到着。

のりっくはニューホイールの試走を兼ねて、11月のロードレース選手権前日に撃沈した通称「ローズマリー坂」へ。


ぬまは余裕の3本ローラー
ホテル内で・・・えらい迷惑な客ですね。。。


マサは、優勝に向けて「ゴールドバーテープ」をまきまき。



コンビニで晩酌用の買出しに行くと、zucchaさんは発泡酒500ml×5本を含め、コンビニ袋2袋分の食料を買い込み、ホテルに着くと間もなく500mlの発泡酒の空き缶が1本また1本とテーブルの上に転がっていきます。

のりっく浴衣ショット。




翌朝は6時半起床。

いつものように伊豆大島からの朝日を眺めようとカーテンを開けると
・・・・・・・・・「雨じゃん」

え〜〜〜〜!? だって天気予報では晴れるって言ってたじゃん!!

みんな愕然とする中、とりあえず準備をしてホテルをチェックアウト。

日本CSCに進路をとりますが、峠にさしかかったところで車中から見える光景に目を疑いました。
「ゆ・・・・雪だよ」

日本CSCで当日入りしたアッキーオさんとYU-KIくんに合流。

6人でこの悪天候のレースの出走の有無を検討。さんざん悩んだ挙句、とりあえず出ることに。

極寒のCSCでアップ⇒試走。

YU-KIくんと試走しましたが、下りがヤバい・・。寒い。痛い。辛い。

そんな状況下でいよいよレースはスタート!!

まずはAクラスののりっくさんから。

相変わらず号砲とともにまるでゴールスプリントの如く、駆け出すAクラスの猛者たち。私だったら30秒でお見送りか・・・。

そしてJクラスをはさんでいよいよ私たちBクラスの出番。

今回Bクラスは私とアキオさん、YU-KIくん、zucchaさん、メイドさんのケンケンさんが出走。
号砲と共に、こちらもAクラスに負けず劣らず皆さん加速・・。

0加速は苦手なので、私はちょっとのんびりスタートで後方から。

最初の登りで少し前にいたケンケンさんがいきなりチェーン落ち。

隣を抜けながら心の中で敬礼。合唱・・いや合掌。


雨の中でのCSCはホント怖い。しかも出走者多いし、ブレーキ利かないし、手先の感覚なくなっているし・・。

で、最初はYU-KIくんの後方でのんびり下り、1周目のダラダラ坂突入。途端に集団のペースが落ちたので、スルスル前のほうへ。
そしたらやっぱりいました竹芝の核弾頭アッキーオさん。堂々の先頭を漢引きです。

アッキーオさんにつき、最後の下りに差し掛かるとアッキーオさんより前へ行くようにの手信号。
ん? コレって「俺が集団コントロールするから、先頭で下って、1周目のトップ賞獲れ」っていう合図?

と言うわけで、サボルデッリばりのエアロポジションで下りきった後は、ご好意に甘えて前回逃した1周目トップ賞をまずはゲット!!


そして2周目突入。実はこの1周目トップ賞が意外と満足度が高く、これでいつでもリタイアできるなぁなんて不届きなことを頭の中で考えていましたw

2周目の前半で前回3位入賞の安藤整形外科の山口選手が追いついてきたので「一緒に逃げましょう」と協定。

ダラダラ坂で後方に追いつかれ一旦諦めます。

4番手くらいに位置し、後方の確認の為、後ろを振り返ってところで、3番手から前に出ようとしたアキオさんの後輪に接触。危うく竹芝同士での落車をするところでした。
 
2周目も先頭で下り、そのままトップ賞ゲット!!

この時点ですでに脚の感覚が麻痺してしまい、いつ降りてもおかしくない状態。

3周目の最後の登りでアキオさんが駆け出そうとした瞬間、まさかのチェーン落ち!

ずっと先頭グループにいたアキオさんが落ちていくのを見送る羽目になりました。

3周目のトップ賞はキャノンの6−13に乗っていたSplashの選手。後ろにツキイチ状態になっていたので、狙えば難なく獲れそうでしたが、ここからは少しでも脚を温存したくてホームストレートはドラフティング位置を確保。

4周目のダラダラ坂を先頭グループで走っていたら、気がつくと隣にチェーン落ちしたはずのアキオさんが!?
後で知ったのですが乗車したままチェーンを直すことができず、一度降りてチェーンをいはめて、追いかけてきたらしいです。

いくらペースが上がらないとはいえ、まさかあの状況下で追いついてくるとは一体どんだけ芯が強いんだ〜〜〜!?

「アキオさん!大丈夫ですか!!?」と言った瞬間、今度は後方で落車!!
 
さきほど一緒に逃げた山口選手やSWIFTの望月選手も巻き込まれた模様。

 
そして先ほどトップ賞を獲ったSplashの選手と会話。
サトウ「いや〜 キツイですね」
Splash「もう脚の感覚がありませんよ」
サトウ「麻痺しちゃって(脚の限界が)わかりませんけど、終わりがきた時は一瞬でしょうね〜」

5周目。
もはや脚だけでなく頭まで麻痺して何周目かも忘れる。
オーベストの選手に
サトウ「今5周目!? それとも4周目でしたっけ?」
オーベスト「今5周目ですよ」と教えてもらう。

随所随所でこのオーベストの選手とアンカーのFitteの選手、それにBMCのセキヤの選手が前に出てペースを上げられるのでけっこう応えた。

Splashの選手は所々でダンシングで加速していきますが、今回はすべて反応せず。シッティングで粘り、ギアを固定でケイデンスを上げ対処。

これがもしもミポさんならダンシングでそのまま行かれるだろうから否が応でも追わなくてはいけないのでしょうが、相手がミポさんクラスでないことだけを願い、自分のペースをキープ。案の定、しばらくするとタレてきてくれるので、再び先頭キープ。

そして最終周回。

6周目の最初の登りで、前回同様一瞬吐きかけたのを無理やり胃の中に戻す。

ダラダラ坂突入とともにペースアップ!!

明らかに苦しくなりましたが、まだシッティングでキープ。

気持ちにはまだ余裕があり、他の人の息遣いや呼吸による疲労度を確認。

Cクラスでの敗北があったにも関わらず、最後も先頭でダウンヒル!! 
自分の位置と相手の位置を確認し、最後の登りを下ハン握り、必死のダンシング。前夜にぬまさんがポジション変更してくれていたおかげで下ハンでのダンシングの手応え充分。

それでも登りきったところで一瞬気持ちがゆるんでしまい、一度座り、シフトチェンジした後に再加速。先頭のタイムの選手に届かない。

結果は2車身差をつけられ競り負けました。


ゴールラインを超えると同時に、脇の草むらに自転車ごとダイブ。 さすがに精も魂も尽き果てました。

さすがに苦しかった〜。

大健闘のぬま


Cクラス3位入賞のぬまさんと共に冬の日本CSCで表彰台ゲットです!!!!



帰りはいつものチャレンジステーキ屋へ。

ぬま:好成績で意気揚々と・・・


今回も不調???成績振るわずの若者。
ゆうき「なに見てんだよ〜コラ!」


帰りは箱根越え。


次回こそは・・・リベンジを誓うのりっく。


参加された皆様、お疲れ様でした〜。

 カテゴリー  順位  メンバー
 Aクラス  DNF  齋藤 憲幸
 Bクラス  2位入賞  佐藤 政幸
 Bクラス  10位  中西 昭夫
 Bクラス  28位  佐藤 勇気
 Cクラス  3位入賞  沼澤 祐介
※リザルトは、E-KotoLIFEメンバー、E-KotoLIFE友好チーム、E-KotoLIFE夜練登録者に限定しています。

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